修学院の古民家(改築) Shugakuin traditional Japanese home (Renovation)
修学院の古民家は、静かで自然豊かな住宅街に在り、修学院離宮の目と鼻の先にひっそりと佇んでいる。このエリアは散歩好きにはたまらないであろう。ミッドセンチュリーな空気を纏うキッチンは赤煉瓦のタイル張り。食器棚のガラス戸が今は無き時代の面影を残している。リビングと西側の和室は船底天井。「なんて表情の豊かな家なのだ」と思う。縁側の床材は杉板で、木目の凹凸による足心地がとても良い。通常よりも幅の広い縁側は日当たりも良く、読書や在宅ワークに適している。なんといっても、北側の畑の景色と京北の山並みが、修学院の古民家の最大の魅力である。
- 建物情報 -
所在地 | 京都市左京区 |
構造規模 | 木造瓦葺二階建 |
延床面積 | 約105㎡ |
竣工 | 2022年3月 |
用途 | 住居 |
改築費 | 900万 |
施工 | ミツワ産業 |